2004年12月にニューヨーク合気会で行われた昇級昇段審査です。引越しのために資料整理していたら、バックアップ用のDVDに入っていました。撮影していた道場生の誰かにもらった記憶があります。
加藤は一番最初の手前で受けを取らせてもらっています。合気道を始めて2年くらい、初段を取ったばかりの頃です。誰も気にしなかったのでヒゲも剃らず、髪も切らず、実にアメリカらしい(というかニューヨークらしい?)風貌です。小室圭さんがニューヨークで長髪ポニーテールをしていたのには、なんとなく親近感を覚えます。
道場長の山田先生、既に死去された菅野先生とドノヴァン先生が審査をしています。
菅野先生はたしか、この年の前年に糖尿病が悪化して左足を切断しています。足を無くしても指導に復帰されて、合気道と道場への強い情熱を感じました。
たまたま私はその復帰指導の稽古に参加して、道場生から拍手喝さいを受けている光景を見ました。実にアメリカ人らしい、チャレンジを賛美するスピリットを感じたのを覚えています。
菅野先生に連れて行っていただいた糖尿病食レストラン、ものすごく味気なかったです。糖尿病は怖い。
スマホが普及する前の海外の審査風景を垣間見る貴重な資料だと思いますので、掲載させて頂きます。
お暇なときにご覧ください。