
振り返ると、昨年の2020年9月20日(日)にこの道場を始めたことに気付きました。若輩者の加藤がこのような時世に道場を運営できているのも、多くの方のご理解があってのことです。この場を借りてお礼を申し上げます。
コロナ禍の最中に道場を始めたこともあり、そういえば素顔を一度も拝見したことのない方がいます。リモートワークになったから平日でも稽古ができるようになったという方もいます。コロナの中でも新しいことに挑戦してみたい、と稽古を始めた方もいます。特別な時代に取り組みをさせてもらったからこそ、この時代ならではの記憶も残りました。今後、仮に長く道場をやれたとして、「いつから道場をやっているのか?」と聞いてもらった時には、2020年という年とこの時代の特徴をネタに一席もたせるようになりたいものです。
加藤道場は、結局、一度も閉めることなく続けることができました。幸いにもコロナ感染が起こらなかったことには、皆さんの細心の注意が寄与していたことと思います。真夏にマスクをしたまま稽古することは本当にフラストレーションがたまります…少しビクビクしていたのですが、おかげさまで何も起こらずに助かりました。
ともあれ、コロナ禍はまだ過ぎ去ったわけではありませんので、道場としては用心しながら稽古を続けることになります。次の一年も何事もなく、あくまで「敷居の低い道場」を目指しつつ、稽古を継続できたらと思います。
引き続き、ご理解のほどよろしくお願いします。